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スミレ属に付く蛾 [すみれ]

私の友人(昆虫、特に蛾が専門)から、ヨーロッパにいるスミレ属を食草にしている

蛾Pancalia leuwenhoekellaが日本国内に侵入しているのではないか、

調べて欲しいと言ってきました。

この蛾を野外で見かけた方がおられたら、ご連絡下さい。

特徴を簡単に書いておきます。

Pancalia leuwenhoekella

この蛾は、Cosmopterigida属の蛾で、主にヨーロッパに分布し、東は小アジア、コーカサス、

南西シベリアからロシア極東まで分布。

翼幅は 10~12ミリメートル。成虫は4月から6月まで。

幼虫は、ビオラトリコロール、ビオラhirtaとビオラカニーナを食べる。

最初にスミレの葉茎にもぐり込む。その後、葉茎内にトンネルを掘り

その中で靱皮繊維を食べて育ち、蛹化し、砂の中で繭になる。 

 Pancalia leuwenhoekella1.jpg

 こんな蛾が日本に入ってきていたら、たいへんです。


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コメント 4

やまぶどう

お早うございます。
野鳥ばかりでなくいろいろな外来生物が、国内の動植物に影響を与えているようですね。
探索に行く時、気にして見るようにします。

by やまぶどう (2013-01-25 08:24) 

achami

お〜〜〜恐ろしい体色っていうか、風体(><)
by achami (2013-01-25 13:01) 

くんぺいだ

やまうどうさん

嬉しいコメントです。よろしくお願いします。



achamiさん

蛾ってこんなものですよ。ウミウシよりマシではないですか(冗談ですよ)。
by くんぺいだ (2013-01-26 04:35) 

てばまる

成虫をみつけないと幼虫の段階では難しそうですね。
葉っぱが枯れかけてたりしたら茎を観察してみるとよさそうです。


by てばまる (2013-01-31 10:59) 

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